■ズームバリフォーカルレンズ( 焦点距離 f=3.0~8.0mm )
日本製の『 F=0.95 』という非常に明るいデイナイトレンズで、暗さに強い仕様です。また画角を手動で調整できるので、撮影できる範囲を変更できます。
◎レンズの取付方法について
1)取付前にまず、レンズを取り付けるカメラ本体のレンズマウントが、Cマウントか、CSマウントなのかを確認して下さい。
2)カメラの電源が切れている状態で、レンズ本体をカメラ本体のネジ穴にまっすぐにした状態で軽く時計方向に廻し締め込みます。
※レンズが傾いた状態で締め込んでしまうと、取付用のネジ溝(レンズ側・カメラ側共)が破損してしまいますので慎重に作業を行って下さい。
3)さらに時計方向に廻して締め込んでいくと、マウント部とレンズ部がスリップを始めます。
4)カメラが設置場所に取りつけられた状態で、レンズの調整レバーを操作しやすい位置にさらに回し込むか、戻しながらレンズ本体を調整します。
5)DCアイリスの配線ケーブルプラグを、カメラのアイリス端子に差し込みます。
6)映像出力からモニタや録画機に映像ケーブルが接続されている状態で、カメラ本体の電源を入れます。
7)『ズーム調整ツマミ』で「広角(W)側」または「望遠(T)側」で撮影するのかをおおまかに調整します。
※この際、ツマミを限界点まで回すのではなく、心持ち(1~2ミリ程度)戻した状態にしておきます。
8)次に『フォーカス調整ツマミ』を回し、近距離(N)~遠距離(F)の間で焦点が合う箇所に設定します。
※この際に『焦点が合う箇所は1カ所のみ』となります。
※防犯カメラなどで使われている『バリフォーカルレンズ』は家電製品のビデオカメラや、一眼レフカメラなどの『ズームレンズ』とは異なり、焦点のピタリと合う箇所が1カ所しか存在致しません。
※ズーム、フォーカスそれぞれの調整つまみは一杯まで回すのではなく、限界点から少し戻した状態で設定します。
※カメラ本体からレンズを取り外す場合、カメラ本体の電源を切りDCアイリス配線ケーブルプラグを外したうえで反時計回りに廻し続けて下さい。
|