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IP規格の話


こんにちは、営業部の松野です。

長い厳しい夏から、やっと秋めいてまいりました。
昼夜の温度差での体調変化にくれぐれもお気を付けください。

さて、今回は防犯カメラを選ぶときによく目にする 「IP規格(防塵・防水規格)」 について書くことにします。
防犯カメラダイレクトのカメラの商品ページにはもちろん、スマホのカタログなんかに「IP67」や「IP66」といった防塵防水性能を表す文言が表示されています。
例えばIP66ってどの程度の性能かおわかりになりますか?

■ IP規格(防塵・防水規格)

IP規格とはIP(International Protection)コードと呼ばれるもので、2003年に国際電気標準会議(IEC)によって定められた、電気製品の防水・防塵性能を表す規格です。

次に読み方ですが、IPコードは「IP」の文字の後ろに2つの数字が続き、前の数字が防塵性能の等級を、後ろの数字が防水性能の等級を表します。つまり「IP68」と書かれていた場合、その製品は6級の防塵性能と8級の防水性能を備えていることを示します。
下記に防塵・防水性能の等級内容をまとめました。



この表に当てはめてみますと「IP66」と表示された製品は

・粉塵が中に入らない
・あらゆる方向からの強い噴水流による有害な影響がない

製品という等級表示です。
この製品は、設置場所が結構埃がたつ、雨に直接さらされる場所でも大丈夫ということになります。

いかがでしょうか?なんとなく解かりにくい言葉で表現されていますが、製品の防塵・防水性能がわかってくる気がしませんか?

何気なく見過ごしたり、なんとなくニュアンスで理解していた規格を表す数字や言葉も、調べてみると製品比較の重要な部分になったりすると思います。

これからも皆様が欲しい(必要な)カメラをお選びいただけるよう、工夫して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

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